以前から行きたいと思っていた熊野三山巡り。関東からまあまあ遠いので後回しになっていましたが満を持して行ってきました。事前に宿とレンタカーの予約だけして、あとはその場で決めていくザックリスタイルの旅です。で、その適当さが仇となり早々にやらかしました。
電車で関東方面から熊野へ行く場合、名古屋からJR特急ワイドビュー南紀に乗れば名古屋から熊野大社最寄りの新宮駅まで3時間半です。ですがワイドビュー南紀は1日4本と本数が少なく、最初の3本は8時、10時、13時発、最後の1本は20時発となっていて午後の時間帯は走っていないのですね。そんなことも調べずのんきに名古屋駅に到着した時には13時発が15分前に出発した後でした。それを知った時の絶望感たるや…。
次の特急が出発する20時まで名古屋に留まるか、ローカル線を乗り継いで熊野まで移動するかの2択です。少々悩みましたがローカル線乗り継ぎ案を採択しました。結果的には6時間かかりましたが、20時のワイドビューが出発する前には現地に到着できたので良しとしました。
あまりいないと思いますが、同じように特急に乗り遅れてしまった人の参考になれば…。
ワイドービュー南紀 名古屋発の時刻表
平日、土曜、日曜・祝日全て同じです。
引用：ジョルダン
というわけで乗換案内を再検索し、ローカル線で移動開始です。名古屋から新宮までのJR路線はディーゼル車で運行されています。私が乗車した「快速みえ」はディーゼルエンジンを唸らせながら最高速度120kmで爆走されておりました。その割には単線なのですれ違いの待ち時間が多く、結果、速いのか遅いのかよくわからないという。
こちら快速みえの車内です。始発駅の名古屋では座席が埋まっていましたが、次の桑名駅で乗客が大勢降りてガラガラになりました。
快速みえで2時間爆走したあと、多気駅で普通ワンマン 新宮行きに乗り換えます。ここから新宮駅までさらに3時間半です。
多気駅のホームから見た風景。のどか〜。
多気駅からの列車も乗客は数名で車内はガラガラ。広々と座席を使えて良かったです。そしてやっと新宮駅に到着。時刻は19時。すっかり夜です。
夕御飯は新宮名物めはりずし。ごはんがフワッとして絶妙な握り加減で美味しかったです。
