2012年北海道礼文島の「愛とロマンの8時間コース」を歩いてきました。このコースは礼文島北端のストコン岬から礼文林道までを歩く30kmのコースです。日本最北の島である礼文島は低地にいながら高山植物を見れることから”花の浮島”と呼ばれて、トレッキングでは丘の上の稜線を歩きながら高山植物を楽しめます。5~8月がおすすめとのことで私は6月に行ってきました。
礼文島までは飛行機で稚内まで飛び、稚内からはフェリーで向かいます。フェリーの搭乗時間まで余裕があったので港周辺を稚内をプラプラしました。街にはロシア語の看板があり、ここはロシアの近くなんだな~と不思議な気分でした。
市場で蟹やタラコがお買い得だったので早々にお土産購入♪
イクラ丼と焼き帆立でお腹を満たします。幸せなひと時。
いよいよ稚内フェリーターミナルから礼文島行きのフェリーに乗り込みます。フェリーはハートランドフェリーを利用しました。稚内から礼文島までは約2時間です。
こちらは1等ラウンジ
礼文島までの航路の途中、遠くに利尻富士が見えました。
礼文島に到着したらバスで北端のストコン岬まで移動しました。到着した日は近くの宿に宿泊して、次の日の朝、愛とロマンの8時間コーススタートです!
なだらかな稜線を歩いていきます。稜線の景色が綺麗。
途中に看板があるので迷わずに歩けます。
スタートから1時間でゴロタ岬に到着
引き続き稜線を行きます。
延々と続く稜線。
ここでスタートから8時間。ゴールにたどり着けず・・・。
さらに1時間歩いてやっと桃岩荘が見えてきました。スタートから9時間、結構疲れました。
向こうに見えるのが桃岩?
桃岩荘は「愛とロマンの8時間コース」を開拓したユースホステルとして有名です。でもそれだけでなく一風変わった宿としても有名なのです。まず宿に到着するとみんなが「おかえりなさい!」と大声で大歓迎してくれます。宿にはヘルパーとして長期滞在している人が多く合宿みたいにワイワイしていました。
夜のミーティングは島の説明から始まり、一緒に歌を歌ったり踊ったり。
翌朝は「愛とロマンの8時間コース」組が出発するのでみんなで見送りします。
その後みんなで元気にお掃除
こんな張り紙が・・・。
帰宅組もいよいよ出発です。宿のトラックの荷台に乗って港まで送ってもらいます。
フェリーに乗り込んでからも熱い見送りをしてくれます。船が離れてもずっと見送りをしてくれるので胸にジーンと来るものがありました。桃岩荘での時間は暖かくて我が家にいるような気持ちになりました。そんな宿なので毎年桃岩荘に戻ってくる人がいるそうです。
最後に、稚内のスープカリー屋のプチGARAKU。